画像提供/日本ペタンク協会

写真拡大

 残念ながら日本代表の予選敗退に終わってしまったサッカーW杯・・・。ただ代表選手の頑張りをみていたら、自分でもスポーツ始めてみたいと思いませんでした? 「でも、もう体力とか自信ないし〜」なんて諦めてしまってはダメ。これからでも始められる、とっておきのスポーツをご紹介します。

 そのスポーツとは「ペタンク」・・・。あんまり聞きなれない名前だけど、一体どんなスポーツなの?

 「ペタンク」は1910年に南フランスで誕生した、比較的新しいスポーツ。競技方法はシンプルで、決められたサークルの中から6〜10メートル離れたところにあるビュットという目標球のより近くを目指して金属製のボールを投げる。自分のボールを押して近づけたり、相手のボールを弾き飛ばしたりしてもOK。最終的にビュットのより近くにボールが残った方が勝ちというスポーツ。競技は1対1で競うシングルスのほかに、チーム戦のダブルス、トリプルスがある。シングルスとダブルスでは、1人3球、トリプルスでは1人2球ずつ投げる。

 まだまだ、馴染みのうすいペタンクですが、日本でも少しずつ広まりつつあるようです。

 「日本での競技人口は約40万人で、北海道から九州まで全国的に行われていますが、特に関西地域で盛んに行われているようです。ペタンクの一番の魅力は、設備や施設がなくても気軽にできるスポーツだというところ。公園やちょっとした空き地があれば、そこですぐに始められるんです。各都道府県での大会やイベントなども開催されていますので、興味がある方は、ぜひ参加してみてください」(日本ペタンク協会 小成さん)

 体力や運動神経よりも、テクニックや作戦が重要なスポーツですから、幅広い年代の人と一緒に楽しむことができます。さらに、各都道府県の予選を勝ち抜いた代表選手が、日本一を争う「日本ペタンク選手権大会」も年に一度開催。サッカーの600分の1の競技人口だけに、頑張れば日本代表も夢じゃない!? さぁ、あなたも早速、ペタンク始めてみませんか? (石橋夏江/verb)

■関連リンク
日本ペタンク協会 - 文中でコメントを寄せた日本ペタンク協会のWebサイト