日本人が海外に出たときに言語を英語に頼ることは多いですが、英語が通じる割合は地域によって大きく差があります。

ヨーロッパにおける、英語が話せる人の割合マップをご覧ください。

 


(credit:Reddit/CapitalBeginning2032)

イギリスやアイルランドは英語が母国語なので当然として、スウェーデン(86%)やオランダ(90%)の英語率の高さに驚きですね。

他にもオーストリア(73%)、ドイツ(56%)、ベルギー(52%)、ギリシャ(51%)などが過半数超え。

一番低いのがスペイン(22%)というのも興味深いところですね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●ちょっと変な色の選択だな。一番低いグループが赤で2番目に低いのがオレンジにすべきだ。

↑まあ「英語を知らない=悪い」としない努力かなとも思える。赤から緑とか、赤から青に向かう地図は誤解を生みやすい。特にこの地図はデータの信頼性も疑わしいので。

●フランダース(ベルギーのドイツ語やオランダを話す地域)とワロン(ベルギーのフランス語を話す地域)の区分けはどうなってる?

↑そうだよ。多分フランダースは80%くらいで、ワロンのほうは30%くらいだな。

↑100% vs 0%

●赤と黄は交換すべき。

↑(スペイン語で)スミマセン エイゴ ハナセマセン

●初めてスウェーデンに行ったとき、ストックホルム郊外の小さな町の誰かに質問をしなければいけなかった。最初に"Do you speak English ?"”(英語を話せますか)と言ったらバカを見る目で見られた(私はバカだった)。

↑スウェーデンに住んだけど英語を話せないスウェーデン人に会ったことがない。それでもいつも英語を話せるか尋ねると思う。母国語を話してくれると思い込むほうが失礼だと思うので。

↑ヘルシンキ(スウェーデン)で道を尋ねたいアメリカ人観光客から、英語を話せるか聞かれたことがある。
彼女にどこへ行きたいのか尋ねると、英語を上手に話せますねとわざとゆっくりと話していた。それが私の唯一の言語だというのに。

↑スウェーデンは他の国がしているみたいに、映画を吹き替えたりしてない。英語の音にスウェーデン語字幕をつけるだけ。大勢が若くして英語を学ぶ。スウェーデン人と仲良くするのにスウェーデン語はいらない。美しい言語だけどね。

↑アムステルダムの駅の係員と似たような経験をした。

↑仕事でオランダにいるけど、それを避けるために「英語でもいいですか、英語で会話してもいいですか?」という聞き方にしている。

●イタリアで、リバプール出身の労働者と出会った。最初は3語おきにしか、何を言ってるかわからなかった。でもそれはビールを数杯飲むまでだった。

●50年くらい前にテキサスの小さな町で育った。モンティ・パイソンが好きな男を知っていたが、彼にジョークが理解できたのかを尋ねると、ジョークが理解できるほどは何を言っているかわからないと言っていた。これは英語しか話せず、地域で一番良い高校に出たやつが言ってたこと。

●デンマークは何%なんだ。

↑デンマーク人として、この地図にデータが載ってないのがイライラする。まるでスウェーデンの一部みたいで気分が悪い。

↑きっと81%と100%の間であろう。

↑ここに詳しい数字が載っていた。
デンマーク86%
スロベニア59%
ルクセンブルグ56%
(Percentage of the EU population able to hold a conversation in English (by various criteria))

●ポーランド出身だけど、両親は私が英語を理解できることを驚いていた。
ソ連時代は多くの年配者がロシア語のみを学んでいて英語に関わることがなかったが、共産主義が崩壊したあと若者のほとんどが英語をうまく話せるようになった。

↑ポーランドに何度も行ったことがあるけど、この地図の数字よりもっと話せる人は多いと思う。


日本は何%くらいなのでしょうね。

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