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ちょっとした距離の移動やスーパーへの買い物、フードデリバリーサービスでの小銭稼ぎなど、自転車は僕の生活には欠かせないものです。

普段はロードバイクに乗っており、なんら不満はなかったのですが、見た目が飽きてきたので何か買い替えたいなと物色していたらとんでもない自転車を見つけてしまいました。

左は「VanMoof X3」(29万5000円)、右は「VanMoof S3」(29万5000円)

それがこのVanMoof。こんなにシュッとしてて電動自転車なんです。フレームにバッテリー・ライトが一体となっていて、スタイリッシュ。諸々しらべると、スマホ連携などの機能も充実しているそうで、もう「ガジェット」なのではと思いレビューの為にサンプルをお借りして2週間ほど試用しました。

お借りしたVanMoof X3。予備バッテリー「PowerBank」(4万5000円)が取り付けられています。容量は378Whでさらに100km移動距離が伸びるとしています

X3とS3、2モデルの違いはデザインと推奨の身長です。X3は155−200cm向けで、S3は170-210cm向けです。今回はX3をお借りしました。ちなみに私の身長は170cmですがS3は推奨にはギリギリな為か跨るには少し辛かったです。

スマホ連携とセキュリティがよすぎる

都内を自転車でうろちょろしてるときにネックなのが鍵問題。持ち歩くのも、付け外しもとても面倒くさいけど盗難は怖いので、ロックは必須。

2週間使って私にとっては、VanMoofの一番の魅力はロックとセキュリティだとおもいました。まずロックの方法について。

ロックは後輪にある
このボタンをポチっと押し込むことで完了

ロックされた状態で車体を持ち上げたり、揺らしたりすると、ディスプレイにドクロマークが表示されて警告音が鳴ります。

解除方法については以下の3つの方法があります。

スマホアプリで解除

連携したスマホのアプリで解除ボタンを押す。

オートウェイクアップ機能で解除

機能をオンにしていると、アプリが起動もしくはバックグランドで起動されている状態で車体に近づき、ハンドルバーの左ボタンを1回押せば、解錠できます。これがスーパー便利・快適なのです。

スマホなしで解除

事前に3桁のコードを設定して、左ボタンでそれを入力すると解除可能です。手元にスマホがないという状況でも解除できるのでいざというときにも安心です。

スマートに解除してパッと乗り込みことができるので、乗り降りが多いシーンでは非常に重宝しました。高望みとしてアップデートを望む点をあげるとすれば、一定の時間動かなかったさいに自動でロックがかかるオートロック機能なども搭載してほしかったです。ロックを忘れた際の保険として、スマホアプリからの遠隔でのロックも可能です。

また、シェア機能もありユーザーを追加することで友人や家族にもVanMoofを貸すことができます。シェアの期間も設定できるのも素晴らしいです。「かっこいいでしょ、はちゃめちゃに便利だから乗ってみる?」とVanMoofをバンバン布教できますね。

セキュリティに関しては、Apple Find MyのネットワークによってVanMoofの位置を確認できます。万が一、盗難された際は警察に盗難届を出し、盗難受理番号をVanMoofアプリかブランドストアに伝えると、バイクハンターが捜索して回収するそうです。回収できない場合は年式や状態が同等、もしくはそれ以上のバイクと交換できるとのこと。

盗難補償やメンテナンス保証に関しては本体購入費以外に別途支払う必要があります。

オートマ自転車

つづいては電動自転車としてのVanMoofをご紹介しましょう。バッテリーは504Whで60-150kmの走行が可能としています。充電は約4時間で100%充電となります。一点注意する事項としてはバッテリーが一体型なので、バッテリーが取り外せないこと。自転車の保管場所で電源が取れるかどうかはしっかり確認しておいたほうがいいでしょう。

電動アシストはアシストなしの「0」から「4」までの5段階で選択でき、指定された速度域でアシストしてくれます。トップスピードは住む国の速度規制・法律に応じて設定されており、日本では24km/hまでアシストでの加速ができるようになっています。ハンドル右のTurbo Boostボタンを押すことでアシストが強力になり一気に加速してくれます。「アシストを『2』に設定したけど、坂道がきついな」といった場合などに活用してきました。

そして、VanMoofの大きな特徴の一つとなるのは「E-シフター」。4段変速を自動でギアを変更してくれる、オートマ仕様な自転車なわけです。

「電動アシスト」と「E-シフター」のおかげでただただ風を感じながら漕ぐだけで移動できてしまうのです。移動体験としては、自転車というよりも原付きで都内をまわっていたときに近いものがありました。

通常の自転車であれば、自転車で行けることは行けるけどキツそうだなと思って躊躇するような距離でも「近所じゃん」と思えてしまうほどVanMoofは私の生活を変えました。

そのほか気づいた点としては、これまで前傾姿勢になるロードレーサーに乗っていたというのもありますがシティサイクルなポジションで乗るVanMoof X3は視界も良好で停止・発進もしやすいのでちょっとした移動であればこのスタイルの自転車がいいとなと気づきました。

ハンドルバー。左のボタンがベルで、右がTurbo Boostボタン
タイヤサイズは28でちょっと太めなので駐輪所に入るのかなと心配していましたが、ロック部分にもしっかり前輪を入れることができました
油圧ブレーキを採用しています
前から。ライトは前方にあって専用のフロントキャリアなども販売しています

ほんとうに欲しくなっちゃった

「鍵がめんどい・ダサい」「漕ぐのがしんどい」「ギアチェンジがめんどい」……などの自電車に関わるあらゆるストレスをスタイリッシュに削り取ったものがVanMoofなのです。

充電場所問題が大丈夫であるならば自由に使える29.5万円がある人全員におすすめしたい一台です。

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