安彦良和監督が描き下ろした『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』ティザービジュアル
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 21日、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」の人気エピソードを映画化する『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の特報映像とティザービジュアルが公開された。

 『ククルス・ドアンの島』は、1979年から放送された、テレビ版の第15話で描かれたエピソード。主人公アムロ・レイと、敵対するジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンの交流を通じて戦争の哀愁が描かれた。新作映画では、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターにして、自身のコミックを映像化した「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を手掛けた、安彦良和が監督を務める。

 「ガンダム、再び大地に立つー」のコピーと共に、アムロと RX-78-02 ガンダム、そしてザクの姿が描かれたティザービジュアルは、安彦監督の描き下ろしによるもの。ジオン軍の帽子を身に着けたアムロの視線の先には、何が見えているのか。また特報映像には、大地に立つガンダムの姿と共に、物語の舞台となる島の上空を飛行する輸送機ガンペリーが収められている。

 映画は2022年初夏に公開予定。副監督は「ガンダムビルドダイバーズ」などで演出を務めたイムガヒ、脚本は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などの根元歳三が担当。キャラクターデザインは安彦監督のほか、田村篤、ことぶきつかさ。メカニカルデザインは大河原邦男、カトキハジメ、山根公利らが名を連ねる。声優陣は発表されていない。(編集部・入倉功一)