「言い訳が多すぎる」インテルOBの“悪童”カッサーノが指揮官コンテを酷評!「だから欧州で勝てないんだ」
![古巣を指揮するコンテ監督を酷評したカッサーノ(左)。(C)Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/7/677bb_1429_39b8102e_e30c2697-m.jpg)
だが、インテリスタである元イタリア代表のアントニオ・カッサーノは、コンテに不満があるようだ。
「自分はインテリスタだから残念だが、今のインテルが偉大なチームではないと分かる。なぜか。偉大なチームは、相手が数的不利になれば、試合は終わりだ。追加点のために攻める。だが彼は5-4-1にして何を言った? シュートを打たれたくなかった、試合を終わらせたかったと言った」
イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、カッサーノはクリスティアン・ヴィエリのツイッチの動画チャンネルの中で「アイデアがないと言われると、彼はすぐに怒る。インテルが苦しんだと言われると、彼は結果が大事という。矛盾している。ひとつ尋ねたら別の返答だ」と述べた。
さらに、カッサーノは「だからまた欧州の話に戻るんだよ。ドイツやフランスの3、4位相手に勝てなかったり、苦戦する。そういう考えだからだ」と続けている。
「コンテは自分にとても素晴らしいチームがあると理解し、勇気を出して、面と向かって大胆に勝負しなければいけない。毎回合わせるんじゃなくね。言い訳が多すぎる。こういう考えは好きじゃない。数的優位なら攻めて試合を終えないと。ボールを持ち、回さないと。私はそう考える。それが偉大なチームだ」
現役時代は様々な言動で悪童と言われたカッサーノだが、最近では歯に衣着せぬ発言でイタリア・サッカー界を分析している。今回の批判を、コンテはどのように受け止めるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部