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BtoB向けのシステム構築とシステムコンサルティング事業を展開するアヴァント株式会社は、関東経済産業局、関東地方整備局、中小企業基盤整備機構関東本部の3者が連携し、建設分野において中堅・中小企業の革新的な技術の活用を促進する「第1回コンストラクション オープンイノベーションマッチング」にて、技術シーズのマッチングが成立したことを2020年10月6日に発表した。
今回、同社が提案した技術シーズ「ドローン画像解析による車両通行可否判断システム」は、防災・災害対応分野において、現場からのニーズである「災害発生直後の車両通行可否判断システム」に対する提案だ。同システムは、災害発生時に車両通行の可否を判断するもので、同社がこれまでの研究・開発で得た、AI、画像解析技術とドローン自動飛行の実績をもととしている。
なお、同マッチングには、161社331件の応募があり、うち、32件のマッチングが成立している。


●災害発生直後の車両通行可否判断システムとは
ドローンに搭載したLiDAR(レーザーレーダー)により橋梁段差や道路冠水の水位測定を行い、AI画像解析により通行可否を判断するシステムだ。路面までの距離/路面映像を平常時と災害直後で比較する事で異常を検出し、道路段差や冠水箇所の写真やデータを地図上に表示する。
同社は、これまでもAI、画像解析技術を用いた不動産仲介業者向けの物件検索システムの開発や、ドローンの自動飛行の研究を行っており、今後もドローンをはじめ、画像解析技術を生かしたAR、IoTなど、DXの推進に取り組んで行くと述べている。


■【動画】ドローン自動飛行:

【経済産業省 関東経済産業局 コンストラクション オープンイノベーションマッチング】:
https://www.kanto.meti.go.jp/press/20200930construction_press.html
国土交通省 関東地方整備局 現場ニーズと技術シーズのマッチング(32件のマッチング成立詳細):
https://www.ktr.mlit.go.jp/gijyutu/gijyutu00000191.html


(ロボスタ編集部)