芦田愛菜が主演を務める『星の子』
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 芦田愛菜が主演を務める話題作など、今週公開の注目映画を紹介する。(編集部・大内啓輔)

主演は芦田愛菜!今村夏子の小説を映画化

『星の子』10月9日公開

 原作は「こちらあみ子」「あひる」などで知られる今村夏子の小説。怪しげな宗教を信じる両親のもとで育った少女が、思春期を迎えると同時に自分が身を置いてきた世界に疑問を抱く。芦田愛菜がヒロインを演じ、岡田将生、大友康平、高良健吾、黒木華、永瀬正敏、原田知世などが共演。監督を大森立嗣が務めた。

愛する息子は被害者か、それとも殺人犯か?

『望み』10月9日公開

 「クローズド・ノート」「検察側の罪人」などの雫井脩介の小説を原作にしたサスペンス。幸せな生活を送っていたはずの夫婦が、息子が同級生の殺人事件への関与を疑われたことで窮地に立たされていく姿を描く。堤幸彦が監督を担当し、堤真一と石田ゆり子が主演を務める。共演には岡田健史、清原果耶など。

韓国発のベストセラー小説を映画化!

『82年生まれ、キム・ジヨン』10月9日公開

 韓国や日本でベストセラーとなった小説を映画化。1982年に生まれた、女性で最も多い名前を持つ平凡なヒロインの半生を韓国のジェンダー問題や社会問題を織り交ぜながら描き出す。チョン・ユミとコン・ユが『トガニ 幼き瞳の告発』『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続いて共演する。監督はキム・ドヨン。

A24×プランBが『ムーンライト』以来のタッグ!

『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』10月9日公開

 サンフランシスコを舞台にした人間ドラマ。かつて家族で住んでいた家を買い戻そうと奔走する男の姿を通し、街の変容が人々から奪っていくものや家族の絆などを見つめる。原案から携わったジミー・フェイルズが主演を務め、ジョナサン・メジャース、ロブ・モーガン、ダニー・グローヴァーなどが脇を固める。監督はジョー・タルボット。

話題のドラマの“ディレクターズカット版”が劇場公開

『本気のしるし 《劇場版》』10月9日公開

 『よこがお』などの深田晃司監督が星里もちるのコミックを映像化したドラマを再編集した劇場版。不思議な雰囲気を醸す女性と出会ったばかりに、破滅の道をひた走る男の姿が描かれる。森崎ウィン、土村芳、宇野祥平のほか、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉などが出演する。