現在のコントの流れについて語ったビートたけし (C)ORICON NewS inc.

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 お笑いタレントのビートたけしが7日、東京・NHK放送センターで同局の大型お笑い番組『コントの日』(11月4日、後9:00〜11:00)の取材会に参加。現在のコントの流れについて語った。

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 同番組は昨年の“文化の日”に「コントは文化だ!」を合言葉に始まった。テーマは「テレビ」。令和元年に改めて「テレビ」の面白さを届けるトピックスをネタに、すべてオリジナルの新作コントを創作。たけしは日本コント協会の会長を務め、出演陣は協会員となる。新作コントを15本から16本作る予定という。

 たけしは「コントってサイクルがある。今の時代はドタバタではほとんどなくて、会話の中の笑い」とコント論を展開。番組もその流れにのった作りになるそうで「かなり味がある設定で会話がある。何回見ても含蓄のある笑い。垂れ流しになっていないと思っています。期待してください」と力強く語っていた。

 昨年の会見では『コントの日』が「紅白のような存在になれば」と語っていた。NHKで大型のコント番組が“おなじみ”となって放送されることについて、「我々にとってNHKというのは規制がキツいなと気がしていた」と打ち明けると「テレビ以外のエンターテインメントが増えるに従って、それの波にNHKも乗って、それなりに緩くなった。こういうコントも、かなり楽にやれるようになった」と変化を実感。続けて「まだ、キッカケですけど」とさらなる変化を期待した。

 また、急性胆管炎による敗血症のため6日になくなった金田正一さん(享年86)について「俺らの時代でも金田さん、長嶋(茂雄)さん、王(貞治)さんは憧れの人だった。金田さんとは野球やったり、ゴルフやったけどケタ違いにすごい人だった」と在りし日に思いをはせる。「400勝ですから。20勝を20年。時代が時代だから、ああいうすごい選手が出てくるはずもないし、そういう人を出す社会でもない。古き良き日本の野球の豪傑が、また1人いなくなった」と偲びながら「悲しいことだけど、悲しいことよりも、ワクワクさせてもらった感謝の気持ちの方が多い」と口にした。

 チョコレートプラネットは初参加。長田庄平は「無事、このコントの日ファミリー、コンファミに入れてよかった」と適当な造語を作って笑わせると「結構、設定でしっかり笑かしに行ってるコントは結構、珍しい。そこを見ていただけたら」と振り返った。実力派のコント師ながら、この1年は長田が和泉元彌、松尾駿がIKKOのものまねで引っ張りだこになっていた。それだけに松尾は「最近、ものまねばっかりやってた。がっつりコントをやらせてもらえるのが、すごくうれしい。1年間しっかりものまね頑張るとコントに、ごほうびで出させてもらえるんだな、と。コント師の血がたぎりました」とガッツポーズだった。

 ただ、思わぬハプニングも。番組参加者の中でチョコプラだけ、たけしがコントを見ていなかったそう。共演陣からバラされ、松尾は「すごく傷ついた…。きょう、たけしさんと初めてご一緒させていただいた。まさか、僕らのを見ていなかったとは。なんとも言えない気持ちで…。後半は頭が真っ白でした」と肩を落としていた。

 会見には、秋山竜次(ロバート)、劇団ひとり、斉藤慎二(ジャングルポケット)、新川優愛、東京03、ロッチも参加した。