<国学院久我山・敦賀気比>9回無死一塁、右越えに2点本塁打を放ち、サイクル安打を達成してガッツポーズの敦賀気比・杉田(撮影・北條 貴史)

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 ◇第101回全国高校野球選手権大会 2回戦 敦賀気比19―3国学院久我山(2019年8月13日 甲子園)

 第101回全国高校野球選手権大会第8日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、第4試合は敦賀気比(福井)が先発全員安打を記録するなど22安打19得点で国学院久我山(西東京)19―3でに大勝。14年以来5年ぶりの3回戦進出を決めた。3番・杉田(3年)が夏の大会史上6人目、04年の駒大苫小牧・林裕也以来15年ぶりとなるサイクル安打を達成した。

 敦賀気比は初回から打線が爆発し、国学院久我山先発の高下(3年)を攻め立てて5連打で3点を先取。初回2死から3番・杉田の右前打に相手失策も絡んで2死二塁とし、続く4番・木下(3年)の遊撃の頭上を越える左前適時打で先制点を挙げた。高原(3年)の左二塁打で二、三塁とチャンスを広げ、野道(3年)の左前2点打で追加点を挙げた。

 その裏に1点差に迫られたが、2回には3、4番の連続適時打で3点を加えて突き放す。1死一、三塁から杉田が左翼の横を抜ける2点二塁打を放つと、木下は左前適時打で続いて6―2とリードを4点に広げた。杉田は3回には2死満塁から二塁の横を鋭く抜ける中前2点適時打、5回には右中間を破る2点三塁打、9回には右越え2ランを放ってサイクル安打を達成するなど、5安打7打点をマーク。木下も4安打5打点と3、4番で計12打点を挙げた。

 先発した2年生右腕・笠島は初回に2点を失うも、その後は走者を出しながらも要所を締めて6回4安打2失点。7回以降は継投で1失点に抑えた。

 国学院久我山は予選から5試合連続で完投していたエース・高下が初回から打ち込まれ、3回途中11安打8失点で降板。7回途中から再びマウンドに上がるも失点を重ね、計5回2/3で18安打14失点を喫した。1回戦で2桁安打を記録した打線は4回を除く毎回走者を出しながらもつながりを欠き、初回と9回の計3点に終わった。