トヨタが全車に予防安全機能。「第2世代」でシステム一本化へ
現在は中・上級車向けの「P」と小型車など向け「C」の二つがある。「P」はカメラとミリ波レーダーを搭載。「C」はカメラとレーザーレーダーを搭載する簡易版で、機能も限定されている。
現行のシステムは17年末までに、国内のほぼ全車種に設定を終える。18年以降は次世代版として「P」と「C」を一本化し、最新鋭のカメラとミリ波レーダーによるシステムに切り替える。
具体的には自転車や夜間の歩行者の認識、路面から逸脱しそうになった時や急なカーブでの操舵(そうだ)支援、渋滞時の追従支援といった機能を盛り込む方針。システムの一本化で、コストも抑えられるとみている。次世代版システムは先進国だけでなく、東南アジアや南米市場向けの車にも搭載を検討する。
国土交通省や経済産業省などは自動ブレーキの新車乗用車搭載率を20年までに9割以上とする目標を掲げ、安全技術搭載車を「サポカー」として認定する仕組みを始めている。高齢の運転者による事故などが社会課題となる中、トヨタは車の安全機能を強化して交通事故軽減に貢献する。
