【MLB】DL入りの岩隈久志、右肩の回復遅れる 新たな治療で1週間ノースローへ
右肩にいまだ違和感、地元紙が報じる
右肩の炎症で故障者リスト(DL)入りしているマリナーズの岩隈久志投手の復帰がさらにずれ込む可能性が出てきた。右肩の炎症の回復が遅れている様子を地元紙「シアトル・タイムズ」電子版がレポート。右肩にいまだ違和感があり、今後1週間は投球を行わない見通しを伝えている。
5月3日のエンゼルス戦を最後にメジャーのマウンドから遠ざかっている右腕は先月19日の傘下3Aタコマのソルトレイクシティ戦でリハビリ登板に臨み、2回を投げて1被弾を含む4安打2四球3奪三振で4失点(自責4)だった。当初、順調にいけば6月末に先発ローテに加わる可能性もあったが、復帰が遅れていた。
記事によると、先週末にアナハイムで行ったブルペン投球後、さらに違和感を覚えたようで、3日(日本時間4日)にチームドクターと話し合い、少なくとも1週間、投球を行わないことになったという。また、回復を早めるためにコルチゾンと多血小板血漿の注射を行ったとも伝えられている。
岩隈自身、記事の中で通訳を通じて、感触がよくないと明かしている。今季はここまで6試合に登板して0勝2敗、防御率4.35。先発の柱として期待される36歳の復帰はいつになるのか。動向が注目される。(Full-Count編集部)