中国メディアの華爾街見聞は5日、中国の株価下落が中国人の消費に影響を与える可能性はあるとしながらも、現時点では日本やタイなどを訪れる中国人観光客の消費は今なお旺盛であると伝えた。(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)

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 中国メディアの華爾街見聞は5日、中国の株価下落が中国人の消費に影響を与える可能性はあるとしながらも、現時点では日本やタイなどを訪れる中国人観光客の消費は今なお旺盛であると伝えた。

 記事は、タイ観光局の関係者が「中国経済の鈍化による影響はさほど感じられない」と述べ、中国の10月1日の国慶節に絡む大型連休での消費にさらなる期待を示したことを紹介。

 さらに、タイでは2015年通年の中国人観光客数を750万人超と見込んでおり、15年の中国人観光客による観光収入は前年比75%増の3500億バーツ(約1兆1570億円)に達する見込みだと報じた。

 また、日本政府観光局の統計を引用し、7月に日本を訪れた中国人観光客数は前年同月比105.1%増の57万6900人に達したことを紹介。また、日本を訪れる中国人観光客の“爆買い”も健在であるとし、目薬をはじめとする医薬品が人気の品となっていると紹介した。

 そのほか記事は、オーストラリアを訪れる中国人観光客も増加傾向にあることを伝え、「中国人が国外に旅行に出かけ、消費を行う最大の理由は生活に余裕が出てきたことだ」と指摘。米メディアの報道を引用し、中国では過去5年間で年間可処分所得が5万5000米ドル(約653万円)を超えた家計が3倍に増えたと報じた。

 また、欧州を訪れたという中国人女性の話として、「株価下落によって、むしろ消費が増えた」と伝え、その理由として「下落相場である以上、お金を投資につぎ込めなくなったから」と紹介。一部では資金を投資から引き上げ、消費に回している中国人もいることを紹介した。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)