先週ドイツの一部メディアにより「マインツ移籍が決定的」と報じられたのは、日本代表でFC東京に所属するFW・武藤嘉紀だ。

すると23日深夜放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では武藤の移籍報道について同じく日本代表のインテル・長友佑都、マインツの番記者ヨルク・シュナイダー氏のコメントが伝えられた。

「海外からオファーがきているって僕もネットの情報ですけど、聞いているので」と切り出した長友は、Jリーグ時代の所属先であるFC東京の後輩を気にかけている様子だ。

「僕も大学からFC東京に入団させて頂いて武藤自身も大学の途中からFC東京に入って。なんかちょっと似ている部分がある」と言葉を続けると「どんどん日本サッカーのために成長して貰いたいなっていうのは思ってます。大きなクラブでプレーしている彼を見たい」と期待を寄せた。

だが、そんな武藤のマインツ移籍について「50%」と語るのはシュナイダー記者だ。同氏は番組カメラに対し「理由はレバークーゼンなども狙っているからだよ。マインツにとって武藤獲得は難しくなる」と語ると、現在はマインツを上回る成績を残すレバークーゼン移籍の可能性にも言及している。

いずれにせよ、当初オファーがあったイングランドの名門チェルシーに比べれば出場機会が望める武藤のブンデスリーガ移籍は現実のものとなりそうが、その顛末は――。