最高裁判所に「違憲状態」とされた「1票の格差」の問題は、いわゆる「0増5減」によって法改正されたものの、実際には「違憲状態」とされた選挙区のままで今回の総選挙が行われている。こうした中、衆議院総選挙の公示日12/4火、総務省が選挙人名簿登録者数を発表したが、300小選挙区のうち有権者が最も多い千葉4区と、最も少ない高知3区の「1票の格差」は2.43倍となり、「違憲状態」とされた2009年の衆院選の2.30倍よりもさらに広