サッスオーロの新指揮官はアルベルト・マレザーニ監督となった。フィリッポ・インザーギ監督の招へいをミランに断られ、29日に合意に達している。解任されたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の後任となるマレザーニ監督は、29日から練習の指揮を執る。

サッスオーロのオーナーで、熱狂的なミランファンでもあるジョルジョ・スクインツィ会長は、インザーギ監督の招へいを考えた。だが、28日にミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が2016年までの契約を結ぶインザーギ監督と会い、ミランに残すことを伝えている。

ガッリアーニ代表取締役は、28日にインザーギ監督についてこのように話していた。

「ピッポはサッスオーロの監督にならない。彼らから聞かれたが、我々はノーと答えた。彼を行かせることはできない。今の彼は成長のプロセスを進んでいるところで、我々と残る。彼も受け入れた」

そして29日、マレザーニ監督の就任が正式発表されてから、インザーギ監督は次のように声明を出している。

「この数日の私に関するニュースについて、サッスオーロとスクインツィ会長には、彼らのプロジェクトの一部となるオファーを感謝したい。明確で、革新的で、具体的な考えを持つ野心的なクラブであるサッスオーロが、指揮官として自分のことを考えてくれて、私はうれしいし、名誉に思っている。だが、ミランのプリマヴェーラに残すというミランの決定を尊重し、それに応じることは正しいと思った。今は情熱と意欲をもって、選手たちとともに自分の道を続けていく」