中国工業情報化部は24日、2013年上半期の工業と通信業の発展状況を発表し、「ITを通じた消費が国家経済の新たな成長ポイントになる」と述べた。中国国際放送局が報じた。

 13年上半期、中国のインターネットサービス大手・テンセントが提供する無料メッセンジャーアプリ、微信(中国版LINE)のユーザーが4億人を超え、微信ユーザーによるネットデータ通信量の収入は前年比で56.8%増えた。

 また、Eコマースの市場規模は前年比で38.5%増の5兆4000億元(86兆4000億円)に達し、スマートフォンとスマートテレビの販売量も25%増加した。

 中国工業情報化部の朱報道官は「ITを通じた消費の持続的成長を推進していくため、関係部門とともに具体的な政策措置について話し合っている」と述べた。(編集担当:村山健二)