○アメリカ３−０ギリシャ

ギリシャが頑張ったというよりは、アメリカがスイッチを入れずにゲームを最後まで戦ったということでしょうか。アダルトな戦い方です。
長いリーグ戦だとこういう小休止も必要かと。
とりあえず、リードしているうちは本気出さなくていいやっていうやつです。
自力の差があるとこういう余裕のある戦い方ができる。
万が一、変な展開になってもひっくり返せる自身があるんでしょう。
そもそも、ギリシャは一次リーグ敗退確実なので、万が一のことがあってもこの結果は次に持ち越されないですし
ちなみにこれを台湾や他のラテン勢がやったりすると、まれに大惨事になったりする。
あと見てる側は非常に心臓に悪いと思う。

○オーストラリア４−３ニカラグア

オーストラリア初勝利。
とはいえ不甲斐ない戦い。
オーストラリアはちょっとこの大会においてモチベーションを失いかけてる気がします。
まあそもそも負けたのにも関わらず、勝った相手のほうが不甲斐ないって言われてしまうくらい残念なニカラグアもどうかと思いますが。

○ドミニカ３−６ベネズエラ

今大会好調を見せていたドミニカも、なんつーかそこに継続性がないと言うか、常にきっちりした戦いができないところがやっぱりドミニカらしい気がします。
先発の元メキシカンリーガーが序盤に捕まり、中盤にエラー絡みで追加点を許す苦しい展開。
メンバーがそこそこそろっても本質的なものはあんまりかわらない

○日本２−６パナマ

善戦むなしく敗戦とはまさにこのこと。
まあ競ったゲームになればなるほど、ホームアドバンテージも利いてくる。
あのくらいのキャパの球場に７０００人もつめかけられると、威圧感が半端ない。たぶん選手のほとんどがこれほどのアウエーで戦った経験はなかったはずです。
先発のエース・エスピーノから２点とったのに、リリーフのルーキリーグや1Aのピッチャーは打てないもんだから、国際大会は面白い。
なんとか１点差で食らいついていったものの、９回表に濱野からたすきを受け継いだ山中が炎上し万事休す。
結局、打たれるときはアンダースローのピッチャーだって打たれるもんですかね国際大会でも。しかも一回り目でも。

○カナダ４−０台湾

ブリュワーズ１AのNicholas Bucciと台湾電力の林��清の投げ合い。
２回にアームストロングの犠牲フライで先制すると、４回にロマーク、６回にスミスのホームランで追加点。
ちょっと大会展望でカナダは去年のパンアメリカン予選ほどメンバー揃ってないからたいしたチームじゃないみたいに書いちゃったのを後悔してきた。
アジア勢は苦しい戦いが続きます。

○ドイツ２−７イタリア

ドイツとしては昨年の地元開催のユーロのリベンジマッチ。
勝ったほうが決勝進出という大一番で７回までリードを守るも、８回に守備が乱れて逆転負けという悔しい敗戦でした。
ドイツは日替わり打線で、今日はゲーリング（主砲）を２番にしたりといつも以上にアグレッシブなオーダー。
この監督この前もルッツ弟（１Aで１９ホーマーのスラッガー）を２番にしてたりしてませんでしたっけ？
そういうことやっていいのはヤンキースとかレンジャースだけですって。
結局、打力のある選手をスタメンに並べても、１５０キロ近いボールを繰り出す豪腕グリファンティーニの投球に沈黙。やっぱりドイツのようなポジションの国があんまりこういうことやっても守備の悲惨さが際立つだけ。
つってもこの前いったように、守備のいい選手がそれほどいるわけでもなく、結局は現状ではこうなる運命だったと思います。
スピアーさんやオランダのデュルスマさんみたいな守備職人みたいなのをたくさん見つけないとね。
あとあと思えば初回のヘイルマンのエラーはかなり痛かった。
同じ欧州のチームに世界を教えられたというのが、ちょっと面白かったりします。

○キューバ４−１韓国

ユリエスキー→オデリン→ペドロソの豪華リレーに沈黙。
打線が結構おとなしかったのは、どうとらえたらいいか分かりませんけど・・・
グリエルに豪快な一発。
この人はもう年齢的に亡命は諦めたんでしょうか・・・