韓国の成人向けPC房(インターネットカフェ)にわいせつな映像を広めたしたとして、ソウルの九老警察署は14日、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反の容疑で、36歳の男を逮捕したと発表した。男は日本からわいせつな映像を3万件以上韓国に供給しており、同犯罪者の中では過去最大の規模だという。

 複数の韓国メディアによると、男は2010年7月からアダルト映像専門のサイト2カ所を運営し、韓国377カ所にある成人用のPC房にわいせつな映像を広めた疑いが持たれている。男はPC房の経営者から毎月10―20万ウォン(約7400―14800円)を受け取り、不当な利益を約2億ウォン(約1480万円)を得ていた。利用客は1時間あたり5000―2万ウォン(約370―1480円)をPC房側に支払っていた。

 男が広めたわいせつな映像は、未成年者が性行為をする動画など計3万3353件で、データ量は約16TB(テラバイト)に上った。警察によると、男は捜査の手から逃れるために東京にサーバーを置き、他人名義の口座を通じてPC房の経営者から代金を得ていた。

 メディアは「男はネットユーザーの間では有名だった」とし、流布したわいせつな動画の量は、2006年に韓国国内に流通した日本のアダルト映像の70%以上を供給した33歳の男や、2009年に2万6000件のわいせつ映像を流布した28歳の男の記録を抜く規模だと伝えた。(編集担当:新川悠)



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