(photo by mharrsch)

パキスタン・アフガニスタン・イラン・ソマリア・ナイジェリアでは、通姦・不倫の罪、通称ジナの罪を犯すと、息絶えるまで石を投げつけられる「石打ちの刑」に処されることがあるのですが、先日ソマリアでジナの罪を犯してしまった男性が穴に埋められた状態で石打ちにあっている様子を撮影した写真が公開され、問題になっているようです。

ソマリアでは今でも内戦が続いており、このような出来事が日常に行われてるようです。

※非常に衝撃的な内容が含まれているため、閲覧には注意が必要です。

詳細は以下より。
Pictured: Islamic militants stone man to death for adultery in Somalia as villagers are forced to watch | Mail Online

この記事によると、12月13日にソマリアの首都モガディシュから南西に20km離れたところにあるアフゴイというところで、Mohamed Abukar Ibrahimさん(48歳)が未婚女性と不倫したとして胸元まで穴に埋められて死ぬまで石を投げつけられる、いわゆる石打ちに処されてしまったそうです。

刑を執行したのはソマリアで最も有力なイスラム勢力アル・シャバブに並ぶ武力勢力ヒズブル・イスラムで、ヒズブル・イスラムの裁判官が住民を広場に集めて、刑を最後まで見届けるよう強要したとのこと。

石打ちが執行される前に判決を巡ってグループ内で銃撃戦が行われ、死者3人・負傷者5人にも及ぶ大惨事になり、「ただの人殺しだ」と主張した住民も射殺されてしまったそうです。

銃撃戦が収まった後、石打ちが執行されました。Ibrahimさんは顔の形が変わってしまうくらい兵士たちに石を投げつけられ、そのまま息絶えてしまったとのこと。一方、不倫相手の女性は未婚であったためむち打ち100回の刑で済んだそうです。

Ibrahimさんが埋められているところ。


胸元まで埋められ身動きが取れない状態。


無抵抗の相手に対し石を投げつける兵士たち。


以下からモザイクがない画像を見ることができます。※非常に衝撃的な写真であるため閲覧には注意してください。

drugoi: По законам шариата

以下の記事によると、先月にも29歳の未婚男性と不倫した20歳の女性が200人以上のアル・シャバブ兵士たちに石打ちにされたと報じられており、ソマリアではこういった出来事が日常化しているものと考えられます。

BBC News : Somali woman stoned for adultery

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