水野美紀、過去の“罪”を告白

　ＷＯＷＯＷの連続ドラマＷシリーズ第３弾「空飛ぶタイヤ」の完成披露試写会が１７日、都内で行われ、主演の仲村トオル、田辺誠一、萩原聖人、水野美紀、國村隼が舞台挨拶を行った。

　池井戸潤の同名小説をドラマ化。実際に起きたトラックのタイヤ脱落による死傷事故をめぐる、自動車会社のリコール隠しをテーマに、事故の責任を押し付けられ、大企業と戦うことを決めた運送会社社長（仲村）とその家族、また大企業の現場で働く人々の戦いを描く。

　内容にちなみ、会見で、「今だから言える罪」について質問された仲村は、「『空飛ぶタイヤ』ではないんですけれども、正直、あんまり面白くない作品を、素晴らしい作品ですのでぜひ見てくださいと言ったことですかね」と笑いを誘った。自動車会社のカスタマー戦略課長を演じる田辺は、「いっぱいありすぎます。中一のときに、このままでは地獄に落ちると思って改心して、毎日町の掃除をしていました」と明かした。

　さらに、事件を追う週刊誌記者を演じる水野は、「おもに“カリパク”ですね。借りたまま返さない。それが多い。あと、子供の頃、落とし穴をすごく掘っていたので、それに落ちた人にこの場を借りて謝りたい」と頭を下げた。

　放送は、２９日午後１０時スタート。全５話で、初回は無料放送される。