ユーロ08スイス・オーストリア共催大会で安定したパフォーマンスを披露し、急成長を遂げているユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニ(25)が、09年の抱負を語った。

「我々ユベントスの目標は、スクデット(セリエA優勝)や欧州CL優勝などのビッグタイトルを再び獲得することだ。一時はスランプに陥り、首位インテルとの差が開いてしまったことが悔しい。しかし、スランプに陥ったことで我々の結束力は一段と高まった。インテルにも取りこぼしが生じるはずであり、我々はそのチャンスを逃さずに、彼らに追いつかなければならない。挽回は可能であり、最後まで諦めずに戦うつもりだ」とキエッリーニ。

一方、母国のブラジル代表と、イタリア市民権獲得によって成り立つイタリア代表との選択で揺れる同僚FWアマウリ(28)について、キエッリーニは「2月10日に予定されているイタリア対ブラジルの親善試合で、彼が我々と共にイタリア代表の一員としてプレーすることを願っている。もしそうならなければ『ぶん殴るから覚悟しておけ!』と言ってあるよ(笑)」と冗談を交えてコメントした。