リバプールの主将スティーブン・ジェラードによると、近代サッカーにおけるMFの役割は変わりつつあるという。

「サッカーは常に進化している。昔はMFはシーズン10点を挙げればそれでよかった。それがMFにとっての十分な数字だったんだ。でもスコールズやランパードの活躍が、その数字を上げたんだ。15点から20点にね」と語ったジェラード。しかし彼の役割は得点を狙いに前線へ飛び込むだけではないとしている。「時には攻め上がらずに、バランスをとることも必要だ。いつもボックスに飛び込んでばかりはいられない。特に大試合はね」。

ここ数年で、守備時のポジショニングにおいても成長した感のあるジェラード。彼は「ベニテスのおかげで僕はいくつものポジションをこなせるようになり、いくつか弱点も改善することができた」と指揮官に感謝の言葉を送っている。