ナポリ、W杯日本戦で活躍したセネガル左SBサバリ獲得に迫る

写真拡大

ナポリがボルドーに所属するセネガル代表DFユスフ・サバリ(25)の獲得に迫っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、今夏サイドバックの選手層拡充を目指すナポリは、主力DFカリドゥ・クリバリの代表のチームメートであり、両サイドバックでプレー可能なサバリの獲得に強い関心を示しているという。

そして、ナポリとボルドーは1500万ユーロ(約20億円)での交渉成立を目指しているようだ。ただ、同選手はヒザの内側側副じん帯に問題を抱えており、新シーズンの序盤を欠場する可能性が高いため、ナポリ側は移籍金の割り引きを要求しているという。

パリ・サンジェルマン(PSG)のアカデミー出身のサバリは、本職右サイドバックながら左サイドでもプレー可能な総合力の高いサイドの職人。2013年にPSGでトップチーム昇格を果たすも出場機会はなく、エビアン、ナントへの武者修行を経て2016年にボルドーに加入。そして、加入1年目でチームの信頼を掴んだ同選手は翌年に完全移籍で買い取られ、昨季は右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦35試合に出場し6アシストを記録した。

また、2017年10月にデビューを果たしたセネガル代表では通算9試合に出場。ロシア・ワールドカップでは左サイドバックでグループリーグ全試合に出場し、日本戦では2ゴールを演出するなど攻守両面で印象的な活躍を披露した。