1月7日、日本維新の会は夏の参院選に全都道府県で候補者の擁立を目指していることを、幹事長である松井一郎大阪府知事が明らかにした。さらなる勢力拡大を狙う日本維新の会だが、そこには“本質的な危うさ”がつきまとっている。村上弘立命館大学教授が指摘する。 「橋下維新の政策は道州制や参院の廃止など、小さな政府と権力集中を目指し、愛国心や集団的自衛権を強調します。このポジションは政治学的には保守