◆菅直人首相は、すでに「もはやこれまで」と「辞意」を固めているのではないか。5月16日の衆院予算委員会での菅直人首相の答弁は、これまでのイラ菅からほとばしる強気発言が、影を潜めた感が拭い切れなかったからである。ただ、ひとつ不変で健在だったのは、「逃げる菅」だ。はっきりしたのは、「政権延命」を賭けて、最後の賭けをしようと悪あがきしているように見えることであり、それが、「会期末6月22日」で今国会を