◆秋華賞追い切り(9日・栗東トレセン)ちょっと驚いた。ランスオブクイーンはメンバー中、最も短い間隔の中2週での転戦。まだ繊細な面も残る3歳牝馬だけに、中間は軽めの調整で整えるイメージを持っていた。しかし、2週連続で新コンビを組む松山が騎乗したうえに併せ馬。攻めの調整と言える。ふと懐かしい記憶が脳裏をよぎった。プロローグで触れた20年の3冠牝馬、デアリングタクトは松山が実に4週連続で追い切りに騎