若者の酒離れ――実際はどうだろう。情報サービス・BIGLOBE(本社・東京)が2023年5月17日に発表した「若年層の飲酒に関する調査結果」(図1)では、20〜24歳で「日常的にお酒を飲みたい」と答えた割合は、30〜60代の半分以下だった。コロナ禍の3年間は、飲食店で酒類販売が停止した時期もあり、感染拡大を防ぐため飲み会や会食が激減した。若い世代は、大勢でアルコールを楽しむ機会がコロナで失われ、もはやノンアルコールで満足