中学生のころに悪性卵巣胚細胞腫瘍(あくせいらんそうはいさいぼうしゅよう)という、卵巣がんが見つかった浜崎さん。胚細胞とは、再生医療で注目されている、「いろいろな部位に分化可能な組織」のことです。摘出したがんの中には、髪の毛のようなモノに育っていた胚もあったそう。はたしてその後、どのような人生を送り、なにを希望として暮らしてきたのでしょう。20代の女性が、少女から母親へと成長した過去を振りかえります。