障害を理由に、意思に反して不妊手術を受けさせられたとして1月30日、男女2人が日弁連に対して人権救済を申し立てた。病院などに対する調査を求めている。旧優生保護法(1948〜96年)のもとでは、遺伝性の疾患や精神障害などを理由に本人の同意が不要な不妊手術(優生手術)がおこなわれていた。ただし、申し立てた2人の手術は、同法廃止後の2003年と2015年だった。代理人を務める小笠原基也弁護士は次のように述べ、廃止後も優生