菅原崇さんは、24時間介護を必要とする弁護士だ。サラリーマンとして仕事にまい進していた時、交通事故で脊髄を損傷し、その後、猛勉強の末に司法試験を突破した。現在は神奈川県海老名市の法律事務所で代表弁護士を務めるが、決して平坦な道ではなかったという。交通事故で重度の障害を負うまでの仕事や人生、そして事故後に弁護士となってからの思いを聞いた。(ライター・高橋ユキ)●11年前の交通事故菅原さんは東京都三田高校