平成の30年間で、駅や電車内の環境は大きく変わった。バブル期には、地下鉄ですらホームでたばこを吸えて駅前は放置自転車だらけ、冷房なしの車両も運行しており、おまけに駅員も乗務員もほぼ全員男性というのが、鉄道のスタンダードであった。(鉄道ジャーナリスト枝久保達也)今の比じゃなかった地獄の鉄道ラッシュ華やかなバブルの時代にも、疲れたサラリーマンを乗せた電車は走っていた。空前の好景気を受けて都市活動は活