米スポーツ・メディア＜ESPN＞は今年の締めくくりとして「2014年に活躍したアジア選手トップ10」という企画で、アジア出身の有力選手たちをピックアップしており、日本からは岡崎慎司選手と本田圭佑選手が選出されている。

同ランキングで2位を獲得した岡崎選手は「本田、香川と並ぶ日本を代表するトリオの一人。マインツというドイツでも注目度の低いチームでプレーしているため他の選手より称賛や注目を受けていないが、そのことでより彼の功績を強烈なものにしている。ドイツでの香川の得点記録も破るなど“もう一人のシンジ”は好調そのものだ」と絶賛されている。

本田選手に対しても「憂鬱なW杯から明るい2014年の後半へ。ACミラン加入当初の苦悩も、新監督フィリッポ・インザーギのもと、スターの一人となることで借りを返すことができた。ミランがチャンピオンズリーグに復帰できれば、この28歳は公正な評価を受けるに値するだろう」と、今シーズンの折り返しまでで両選手が評価に値する活躍を見せたことを伝えている。

その他の国で気になるところでは、アジアカップ・グループDの第1戦で早々に対戦するパレスチナ代表にしてヨルダンのアル・ファイサリー・アンマンに所属するアシュラフ・ヌーマン選手や、オーストラリア代表のティム・ケーヒル、アンテ・ジョヴィッチの両選手、そして韓国のソン・フンミン、キ・ソンヨン選手などだろうか。

来年1月に開催されるアジア・カップ。今回選出された注目選手も代表として参加するということで、海外のクラブ関係者やメディアが大きな関心を寄せているのは確かだ。