UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ第6節が12月9日に開催され、香川真司選手の所属するドルトムントがベルギーのアンデルレヒトと対戦し1-1で引き分けた。

2戦ぶりに公式戦に先発出場した香川選手は同点ゴールの起点こそ作ったものの、試合全体のパフォーマンスに関しては各国メディアから厳しい論調で評価されている。

久々の先発出場で後半39分まで出場した香川選手だが、全体的なプレーに関しては精彩を欠き、ドイツの地元メディアも「唯一の失望。チームが前へ攻めている時のパスミスが目立ち、プレーもかなり利己的だった」と厳しく指摘している。シュートミスに関しての批判が多い一方で、「起点となったインモービレへのパスは良かった」という評価もある。

リーグ戦で苦戦を強いられてきたドルトムントは、復調のきっかけを掴むためにギュンドアン、香川、シャヒン、ムヒタリアン、グロスクロイツら各選手を中盤に配置し、これまでにない編成で臨んだ。香川選手も積極的にゴールを狙う姿勢を見せたが、時おり感情的になる様子も見られた。

この試合により、ドルトムントは勝ち点で並んだ同グループのアーセナルに得失点差で上回りグループリーグ首位通過が決まった。