小島よしおが怒られた「高校野球の応援で守るルール」とは
夏の甲子園大会を控え、全国各地で代表校が決まりつつある。
千葉県稲毛高校出身のお笑い芸人小島よしおは、拓大紅陵高校との2回戦を水着姿で応援した。小島は少年野球を経て、稲毛高校時代も野球部に所属、4番を打ちピッチャーやファーストのレギュラーで活躍していた。力強いOBの海パン効果があったのか、第一シードの強豪拓大紅陵高校に6−5で勝利。しかし、後に小島は水着姿での応援について周囲から叱責を受けたという。
高校野球の応援は、日本学生野球憲章などを元に“学生らしさ”が求められ、県単位でさらに細かく定めているところもある。ただし、許される/許されないのボーダーラインには曖昧な部分もある。
過去、沖縄県代表を応援した際に、お盆の時期に踊られる伝統芸能エイサーの衣装に自粛が求められたこともあった。その一方で、広島県代表の“しゃもじ”や、富山県の新湊高校の“ハタキ”での応援が有名だろう。どちらも学生らしさという点では「?」が付きそうだ。
鳴り物や踊りなどは原則禁止されているが、ブラスバンドやチアガールは「学生活動の延長」という形で認められている。となれば、中学校で必修となったダンスや、もはや日本文化になりつつあるコスプレなども、部活動の延長にしてしまえば、高校野球の応援に参加できるということになるのだろうか?