カタールで開催されているサッカーのアジア・カップで、中国代表はグループリーグで敗退したが、中国代表メンバーである楊旭選手は、中国帰国後もアジアカップに関心を寄せている。日本代表が10人でカタールに逆転勝利した試合を観戦した楊旭選手は、「日本サッカーの実力はアジアのレベルをはるかに上回っている」と感嘆(かんたん)の声を上げた。網易が報じた。

 日本代表について、楊旭選手は「日本チームの技術や戦術はこの10年ずっと引き継がれており、今ではかなり高いレベルにまで向上した。この点は日本チームの試合での落ち着きや自信から見て取れる。流れるようなパスワークからゴールへとつなぐ動きは非常に鮮やかである」と評価した。

 楊旭選手は、「アジア各国も日本のレベルには感服しているだろうし、とてもうらやましく思う」と語り、「日本チームはアジアのレベルを超え、すでに世界の強豪チームの雰囲気があると言える」とも語った。

 25日に準決勝で韓国と対戦する日本だが、その点について中国メディアの新浪は、「両チームとも、準決勝までの道のりは平たんではなかった」と報じた。日本はアジアカップ主催国のカタールに、1人足りない状況で逆転勝利し、4強入りを果たしたと報じ、韓国は120分の激闘のすえに延長戦を制し、4強入りのチケットを手に入れたと報じた。

 新浪は、「日本は身体能力でわずかに韓国を上回っているが、メンタル面では韓国の方が優勢だ」と分析し、まさに頂上対決だと紹介した。(編集担当:畠山栄)



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