西方凌、板倉俊之
 28日、お笑い芸人・木村祐一の長編監督映画デビュー作「ニセ札」に主演しているインパルスの板倉俊之、出演の西方凌が東京・自由が丘商店街にて「ニセ札防止キャンペーン」を実施した。

 本作は、昭和20年代に実際に起こった日本史上最大のニセ札偽造事件をベースにしたエンタテインメントムービー。“日本一多芸な男”と名高いキム兄の風刺を効かせた描き方が話題で、単館上映作品ながら人気を呼んでいる。

 今回、目黒区の協力を得て、1,230店舗という全国一の規模である自由が丘商店街で「ニセ札にご注意!」ステッカーを配布。「ニセ札防止大使」に任命された板倉は「子供の頃から“ニセ札防止大使”になるのは夢だったので、今日は嬉しいです。1枚でも多くニセ札を見つけて破りすてます! 大使ですから!」とやる気満々の様子だった。

 また、8月27日より開催される「モントリオール映画祭」のコンペティション部門に選出されたことについて板倉は「嬉しいですね。モントリオール世界映画祭で賞とったりしたら、ギャラ上乗せされたりするんですかね?」と目をぎらつかせ、周囲の笑いを誘っていた。監督の印象について西方は「現場に入る前は怖い人なのかなと思っていたのですが、怒るというよりは、こういう時はこうするというように、間違っている所を的確に教えてくれる感じでした」とキム兄を絶賛した。

 映画「ニセ札」はテアトル新宿、シネカノン有楽町2丁目ほか絶賛公開中。

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ニセ札 - 作品情報

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