頭髪や体毛など、さまざまな「毛」に関するエピソードが寄せられるのが、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「つんつるりんのコーナー」。7月30日の放送では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが海外の「毛」に関するニュースを取り上げます。

内蔵助の辞世の句

まずは48歳女性Aさんからの優美なおたより。

「我が家には毛にまつわる短歌があります。私と亡き父は忠臣蔵が大好きで、新しいキャストで発表されるたびにふたりで見ておりました。内蔵助の有名な辞世の句があります。

 あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし

わたしたち親子のお気に入りです。彼のすかっとした心境を的確に表現しております」(Aさん)

大石内蔵助が主君の仇を討ち本懐を遂げた後の心境が率直に表されています。

最高の合作

Aさんの毛にまつわる短歌はこれからです。

「あるときいつものように親子で忠臣蔵を見ていたとき、私はなぜか日頃見慣れているはずの父の頭頂部の光が妙に気になり、思わず

 あらまぶし 頭は晴るる 毛ははつる

と声を出してしまいました。すると父はすかさず

 その残り毛にかかるづらなし

という風に下の句をつけて、一瞬の沈黙の後、大爆笑となり、これが父と娘の唯一最高の合作となりました。

それにしても私の上の句は10秒以上かけてひねりだしたのに、父は間髪入れずに平安貴族のように即効で返してきました。やはりいくつになっても、こどもというものは親を超えられないものだと思いました」(Aさん)

小高「ぴったり息が合っている、いいね」

つボイ「毛がはげるはげないにも、日本の文化が関わってくるのですね」

妙なところに感心します。

毛がふさふさと

毛が生える生えないの話をしても教養が必要です。

「この夏はアンダーヘアをビキニから出すのがトレンド、というニュースを読みました」(Bさん)

小高「えー、そんなトレンドある?(笑)でも、ワキの毛を染めるトレンドが外国でありましたものね」

「そのニュース、ネットで見ても何を見ても、全部イメージ図でしか描いてないです。あるならちゃんと写真を撮ってきて」(Bさん)

小高「そのトレンドはどこが発表したの?パリコレとかいろいろあるけど、聞いたことないけどね」

つボイ「まとめると、このニュースを伝えるのはいいですけど、ひとつはイメージ図で伝えるな、写真で伝えろということ。それから、そのトレンドはどこで流行っているのか、このふたつを知らせて欲しい。そうすると海外旅行計画も違ってきます」

どうも流行っている現地に出かけたいようです。

このトレンドはパリコレ発信ではなく、ビキニの脇からアンダーヘアがふさふさとはみ出した状態の女性の写真を絶賛した、某TikTokユーザーの動画が大変バズったという話が発端です。
賛同する人が多かったということで、それを実行した人が多かったかどうかはわかりません。

パリコレとか、忠臣蔵とか文化の香りがする“毛”のお話でした。
(みず)
 

つボイノリオの聞けば聞くほど
2026年07月30日10時02分〜抜粋(Radikoタイムフリー)