頼清徳氏

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2026年7月30日、台湾メディアの中時新聞網は、熊本地震への慰問に謝意を示した高市早苗首相のX(旧ツイッター)投稿で、台湾の頼清徳(ライ・チンダー)総統だけがタグ付けの対象から外れ、台湾で論議を呼んでいると報じた。

同記事は、28日に熊本県で発生したマグニチュード7.1の地震を受け、高市首相が30日に日本語と英語で投稿し、お見舞いコメントを寄せた各国首脳をタグ付けしたと説明。韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領、フランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相、ブラジルのルラ大統領、セルビアのブチッチ大統領、ルーマニアのダン大統領が並んだ一方、頼総統の名前はなかったと伝えた。

報道によると、頼総統は地震発生後、中国語と日本語でXに投稿し、台湾の人々を代表して哀悼の意を示すとともに「台湾と日本は苦難を共にする真の友人だ」と強調。必要な支援を行う用意があると表明していた。総統府の郭雅慧(グオ・ヤーフイ)報道官も30日、頼総統と蕭美琴(シャオ・メイチン)副総統、卓栄泰(ジュオ・ロンタイ)行政院長がそれぞれ個人名義で20万台湾ドル(約100万円)を寄付すると発表している。

記事は、台湾のネットユーザーの一部が高市首相の投稿に対して日本語で「頼総統が抜けてますよ」「台湾の頼総統もお見舞いの言葉を寄せましたよ」「台湾はタグ付けしないんですね」といったコメントを寄せたとした。

また、FacebookなどのSNS上では「日本の目に台湾は国ではないのか」「媚びた末に何も残らなかった。尊厳はどこへ行ったのか」「民進党はあれだけ寄付し、あれだけ声を上げ、あれだけひざまずいて何を手に入れたのか。高市氏の黙殺か」といったコメントが書き込まれていると紹介した。

さらに、台南の風水害や花蓮の堤防決壊の際に高市首相からの発信も寄付もなかったとの指摘が出ていることも併せて伝えている。(編集・翻訳/川尻)