シンビジウムを❝山上げ❞ 暑さを避けて涼しい場所へ【徳島】
シンビジウムの栽培では、需要が増える年末に花を咲かせるため、夏が来る前にある重要な作業が行われています。
美しい花を咲かせるための、知られざる重労働を6月23日に取材しました。
(記者)
「美馬市脇町にある、シンビジウムで有名な『あんみつ館』に来ています」
「大きなトラックですね、どこへ向かっているんでしょうか」
(記者)
「4トントラックとミニバン2台がゆっくりと走っていきます。山肌に霧がかかっていますね」
「かなりゆっくり走ってますけど、どうしてですか」
(河野メリクロン・山口伸二さん)
「後ろに大事な花が乗っていますので、花が痛まないように」
(記者)
「山が険しくなって、どんどんくねくね道になってきました。後ろのミニバンをゆっくり集中して運転しています」
(カメラ)
「荷台にびっしり積んでいる」
(運転手)
「(シンビジウムを)たくさん運びたいのと、トラックもびっしり入っているが」
「揺れて振動で傷まないように兼ねて、目一杯入っています」
(記者)
「あんみつ館から車で約2時間、中尾山に到着しました」
「ここは河野メリクロンが持つ、シンビジウムの山上げ場があります」
「シンビジウムを暑さから守るため、ここに鉢を置いていきます」
❝23日は、シンビジウムの品種「マリーローランサン」1200鉢を運び上げた❞
(記者)
「トラックからシンビジウムが次々と荷台に載せられて行きます。荷台に載せられたシンビジウムはパイプハウスの奥へと運びこまれます」
「シンビジウムを棚におろしていきます。ものすごく速いスピード、慣れた手つきでおろしていきます」
「みるみるうちにハウスは、シンビジウムの鉢で一杯になりました」
(河野メリクロン・山口伸二さん)
「株から出ているこれが花芽」
(記者)
「少し小さな先の尖った、球根のようなこれが花芽?」
「今は小さいですが、これがニョキニョキ上に伸びていき花が咲く?」
(河野メリクロン・山口伸二さん)
「山に持ってこないと、黄色く茶色くなり、死んでダメになる、そのために1000mの山に(運ぶ)」
(記者)
「この場所は、夜は涼しく水が豊富でシンビジウムの生育に適しています」
「日本の暑い夏の間ここで過ごし、10月に入ると山を下ります」
