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21日、鹿児島県の温泉施設に家族と訪れていた熊本県八代市の5歳の男の子が行方不明になっています。

川に落ちたとみられる男の子。旅行先での子どもの安全をどのように守ればいいのでしょうか。

22日朝、鹿児島県の中央に位置する霧島市隼人町では、川の中を捜索する警察や消防、それに上空にはドローンが飛んでいる様子も見られました。

行方がわからなくなっているのは、八代市の田中嶺臣くん5歳です。

嶺臣くんは、家族と温泉施設「かれい川の湯」を訪れ、家族湯に入浴していましたが、先に脱衣所に行った両親が少し目を離した間に、姿が見えなくなりました。

21日午後3時半すぎ、両親から依頼を受けた温泉施設の従業員が「子どもが川に落ちたかもしれない」と110番通報しました。

■同タイプの部屋 提供:かれい川の湯
これは嶺臣くんが入浴していた家族湯と同じタイプの浴室です。湯船とほぼ同じ高さに窓があり、十数メートル先には川が流れています。

施設の支配人によりますと、建物と川の間に柵はなかったということです。

警察は、消防とともにおよそ100人態勢で捜索しました。

■どうすれば?
「目を離した」間にいなくなってしまった男の子。子どもの安全教育について詳しい専門家は、旅行先での子どもの行動には特に注意が必要だと話します。

■日本こどもの安全教育総合研究所宮田美恵子理事長
「5歳のお子さんのように年齢が上がれば、知恵や経験や増えていくのでもっと行動できるようになる。お風呂のような場面なら、まずは誰かが脱衣所に行って子どもを次に出して最後にもう1人の大人が点検してから出る。そういう導線を思い描いてもらいたい」

【スタジオ】
■緒方太郎キャスター
これからの季節、夏休みなどで子どもと一緒に出かける場面があると思います。

お伝えした子どもの安全教育について詳しい宮田さんは、初めての場所に行ったらどこに何があるか、窓の高さ、窓の鍵があるかなど環境について確認をするようにしてほしい、と話しています。

また、子どもの年齢によっても注意の範囲が異なります。

3歳くらいから歩けるようになってくると子どもは「興味関心」が広がります。

その上で5歳頃になると「関心が高い」ことに加えて「知恵」や「経験」が加わり、行動範囲が広がっていく年齢だといいます。

大人が交代で様子を見るなど、「ひとりにしない」工夫が必要です。