「洋服のもち方と収納のルールを決めてから、服が多くてもクローゼットが整うようになりました」と語るのは、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザー1級の篠えりさん。ここでは、篠えりさんが3月に必ず実践するという冬服の手放し方と、機能的なクローゼットを保つ仕組みづくりについて、詳しく解説します。

3月は「着なかった服」「着倒した服」を手放す

1シーズン着なかった冬服は、手放し対象にします。チクチクしたり、胸元にとれないシミがついていて「着なかった」、組み合わせが難しかったり、太って見えるから「着なかった」。着ない服には必ず理由があります。

【実際の写真】冬の間着倒したユニクロのスムースTシャツ

もったいないとか、高かったからなど、「もの軸」で考えるとどうしても整理が進みませんが、上記のような「自分軸」で考えると腑に落ちることが多いと感じています。

「なぜ着たくないのか?」と自分に問いかけてみることが大事です。

逆に、冬の間着倒した服も手放します。ユニクロのスムース生地のTシャツは、着心地がよくて冬の間大活躍! パジャマはもたないので、昼も夜もルームウエアとして着倒しました。潔く手放し、次のシーズンは新調します。

使いやすい黒のタイツは3本で1シーズン回します。3月になるとかなりくたびれているので、心残りなく手放すことができます。

どうしても捨てたくない服に課した「自分ルール」

しかし多少くたびれていても、着やすかったり、好きなデザインだったり、代替品が見つからないなどの理由で、簡単には捨てられない服があるのも現実。

そういう服は無理に捨てず残します。その代わり、きちんとお手入れをして大事に扱うように心がけています。

たとえば、7年間着ているウールのショート丈のジャケット。年に1回はクリーニングに出し、着たら必ずブラッシングします。

着心地のよいお気に入りのニットも、毛玉クリーナーでケアします。

多少面倒でもコストがかかっても、残すからには管理を徹底する。自分に課したルールのおかげで、本当に残したい服だけがクローゼットに集まっています。

きれいなクローゼットを保つコツ3つ

定期的な見直しを実践していても、クローゼット内部の収納が仕組み化できていないと、元も子もありません。服が好きで気づくと増えている人はとくに、増えない仕組みをつくることがリバウンドしないコツです。

買い物しても、1年中服の量が変わらない私が実践している、機能的なクローゼットをキープする仕組みを紹介します。

●1:ハンガーの本数を決める

ハンガーは全部で80本。本数を決めれば増えることがありません。クリーニングのハンガーを活用してしまうと、無限に増えてしまうのでおすすめできません。私は、滑らないタイプ(マワハンガー)と滑るタイプ(無印良品)の2種類を愛用しています。

●2:収納ケースで仕切る

ストッキング、タイツ、靴下は、「3足ずつ」と持つ数を決め、100円ショップの靴下カップに入れています。ストックは奥にありますが、収納ケースで仕切って数を決めると、これ以上増えずに管理がしやすいです。

●3:アイテムごとに分ける

なにをどれくらい持っているのかを把握していると、買い物に行くときに間違って同じような服を買わずにすみます。

そのためには、アイテムごとに分けることが大事。私は、「炭八」(調湿材)をハンガーにかけてアイテムごとの間にかけています。管理も手入れも一石二鳥で気に入っています。