メジャーのレジェンドA・ロッド氏が大谷はユニコーン?「見たことない、説明できない」と感嘆 「クレメンス、ボンズ、ヘンダーソンの組み合わせ」
メジャーリーグのレジェンド選手、アレックス・ロドリゲス氏が16日、都内のホテルでトークショーを行い、今年ワールドチャンピオンになった大谷翔平選手のすごさについて語った。
昨日の夜に来日したばかりだというレジェンド。まずは「日本に戻って最高。今回は96年、04年に続いて3回目。ヤンキースの選手としての初めてのヒットは東京で打ちました」とあいさつすした。
すぐにトークショーは大谷の話題に移り、ロドリゲス氏は「大谷の集中力はすごい」と感嘆。「簡単にいうと1人だけど、3つの選手みたいな組み合わせ。投手ならロジャー・クレメンス、打者だとバリー・ボンズ、リッキー・ヘンダーソンくらい足が速い。それの組み合わせ。本当に素晴らしい」と絶賛した。
また「(大谷とは)ベーブ・ルースしか比べられない。英語で言うと、ユニコーン。見たことない。説明できない」と絶賛の言葉が続いた。
大谷は今季、昨年9月に受けた右肘手術のため打者に専念。リーグ最多の54本塁打、130打点で初めての2冠を獲得。打率・310、59盗塁はいずれもリーグ2位の数字で、史上初の「50−50」、日本選手初のトリプルスリーを達成。歴史的なシーズンとなっていた。
出演者はA・ロッド氏のほか、本紙評論家の糸井嘉男氏、タレントの稲村亜美さんが登壇。14時からはKLP48が登場した。