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 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 インドネシア0―4日本(2024年11月15日 インドネシア・ジャカルタ)

 サッカー・インドネシア代表は15日、26年W杯北中米大会アジア最終予選で日本に0―4と敗戦。2敗目を喫し最下位転落となったが、ネット上では試合前に登場した“ゴジラ”が話題となった。

 チケットが発売から2日で完売したという“大フィーバー”を呼んだ注目の日本戦は試合前から大勢の警備隊が配備されるなど、異様な盛り上がり。日本代表選手らを乗せたバスがスタジアムに到着すると、大きな歓声で迎えられ周囲は撮影しようとスマホのカメラを向ける人達が続出した。

 そして試合直前、激しい雨が降り出したスタジアムにド迫力のコレオが出現すると、ネット上は「あれはゴジラか?」「ゴジラと戦っているのは誰?」「まさかのゴジラ登場」「インドネシアのコレオ格好良かった」と騒然。他にも過去日本代表が敗れた1934年の初対戦時のスコアである「7―1」を大きくアピールした横断幕なども掲げられた。

 “ゴジラ登場”の演出には「面白い視点」「ポケモン、ドラえもんでもなくゴジラをチョイスするとはインドネシアの人センスある」「最終予選はこういうのも含めて楽しい」「日本人ではなく、ゴジラに対する攻撃というリスペクトのある表現に敬意」「ゴジラ好きからしたら最高」と好反響だった。

 なお、現地メディア「CNNインドネシア」は“ゴジラ”を攻撃していたのは映画のヒーローとして知られる「グンダラ」だったと紹介。雷に打たれた事でスーパーパワーに目覚めたという現地の“英雄”と日本を代表する“ゴジラ”のコラボが注目を集めた。

<W杯アジア最終予選C組順位表>

1位・日本(15)  4勝1分 得失点+18 勝ち点13

2位・オーストラリア(24) 1勝3分1敗 得失点+1 勝ち点6

3位・サウジアラビア(59) 1勝3分1敗 得失点−1 勝ち点6

4位・中国(92) 2勝3敗 得失点−8 勝ち点6

5位・バーレーン(76) 1勝2分2敗 得失点−5 勝ち点5

6位・インドネシア(130) 3分2敗 得失点−5 勝ち点3

※()内数字はFIFAランキング