韓国人監督も悔やんだ「恥ずかしい」プレー 決定機逸に落胆「結果は変わっていたかも」
インドネシアのシン・テヨン監督、日本戦4失点完敗に嘆き節
インドネシア代表は11月15日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でホームに首位の日本代表を迎え、0-4で敗れた。
インドネシアを率いるシン・テヨン監督は「先制のチャンスが決まっていれば、結果は変わっていたかもしれない」と試合を振り返った。
激しい雷雨の中でキックオフを迎えた一戦でインドネシアは日本を相手に攻め込むなど序盤はペースを握った。前半9分にはFWラグナー・オラットマングーンがGKと1対1のビッグチャンスを迎えたが、GK鈴木彩艶のファインセーブで防がれて得点は奪えず。その後、前半35分にオウンゴールで先制を許すると、同40分にはFW南野拓実に追加点を奪われた。
後半にもさらに2失点し、結局0-4で完敗。シン・テヨン監督は日本が格上であることは認めたうえで「結果は少し残念だ」と語り、鈴木のファインセーブで防がれた最初の決定機の場面を悔やんでいた。
「90分間選手たちが集中力を維持するのは簡単ではない。だが、100%の確信があるわけではないが、ラグナーの先制のチャンスが決まっていれば、結果は変わっていたかもしれない。我々は敗れたので言い訳はできないが、あの瞬間のことははっきりと覚えているし、少し恥ずかしいことだった」
敗れたインドネシアはこれで5試合を終えて勝点3で、グループCの最下位に転落。予選突破に向けて厳しい戦いが続くが、指揮官は「プレッシャーがかかるのは避けられないが、それを受け入れる必要がある」としたうえで、「選手たちがワンチームとなり、プレーオフに進むために挑戦する姿を見たい」と気持ちを新たにしていた。
日本に及ばなかったインドネシアは次節サウジアラビアと再びホームで対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)