大谷翔平「たまたま。自分自身集中できている」PS得点圏打率 脅威の5打数4安打 打率.800

写真拡大 (全2枚)


大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2024年10月13日(日本時間14日)ロサンゼルス・ドジャース 対 ニューヨーク・メッツ @ドジャー・スタジアム>

【動画】大谷翔平は道具も異次元だった!元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁

ドジャースがメッツを投打に圧倒して、初戦を制した。

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦は、ドジャース打線が9安打で9点を奪い、投げては3投手の完封リレーで快勝。

「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は4打数2安打1打点、1四球の活躍でチームの勝利に貢献。

一方、メッツの先発・千賀滉大投手(31)は大谷にタイムリーを浴びるなど2回途中3失点で降板となった。

大谷は第1打席、千賀のカットボールで二ゴロに仕留められたが、マンシーのタイムリーで2点を先制。

2回1死二塁の好機では、同じくカットボールを右前へはじき返すタイムリーを放ち、ここで千賀をKO。貴重な追加点をたたき出した。

さらに4回1死一塁の第3打席では、3番手左腕ピーターソンのカーブをフルスイングして右翼フェンス直撃の安打を放つ。打球角度18度、打球速度187.4キロの弾丸ライナー。

「たまたま甘い球が来たので、まあいい打撃でしたけどちょっと弾道が低かったので越えてくれるかな、と見てたんですけど、しっかり越えてくれて」と大谷。

記録が訂正されてホームインと二塁進塁が敵失によるものとなり、打点はつかなくなったが、とにかく走者がいると滅法強いのがポストシーズンの大谷なのだ。

第4打席はあわやスタンドインかと思われたセンターへの大飛球、第5打席は四球で、この日は4打数2安打1打点。

ポストシーズン6試合で、得点圏打率は5打数4安打の.800だ。「たまたまじゃないかと思うので。チームが得点圏に多く置いてくれているので、自分自身集中できている」と大谷。打数が少ないとはいえ、この数字は圧倒的だ。

3回にはフリーマンが6点目のタイムリー、8回にはベッツがダメ押しの3点タイムリーと「MV3」がみんなで打点をマークしてチームを牽引。9安打9得点と効率よく得点し、圧勝へと導いた。

「初回のマンシーのタイムリーが大きかったと思いますし、一人一人が自分の仕事をしています。先制、中押しといい点の取り方、ゲーム運びが素晴らしかったと思います」と大谷の言葉も弾んだ。

投げては先発フラーティが7回98球を投げて2安打無失点の力投を披露すると、ハドソンーキャスペリアスとつなぐ完封リレー。

これで33回連続無失点となり、ポストシーズン記録となった。「一人一人が素晴らしい仕事をしていますし、オフェンスにより集中できるように、僕らはオフェンスのことだけ考えていれば、という信頼がチーム全体にあります」と大谷。

投手陣、野手陣の間の信頼の強さが勝利の原動力になっていることを強調した。

「今日もホームの試合でしたし、ファンの人たちの歓声もすごくて。自分自身もより打席で強気に集中できる環境だったと思います」と初の地区優勝決定シリーズの雰囲気も大谷は力に変えた。ホームで行われる明日14日(日本時間15日)の第2戦も連勝して、敵地に乗り込みたいところだ。

「今日みたいに常に点を取れる訳ではないですけど、まあ僕はオフェンスしかやっていませんけど、しっかり点は取れるとんじゃないかと思うので、そこに全力で集中していきたいな、と思っています」と締めくくり、全力プレーでの連勝を見据えていた。 


テレ東リアライブ編集部

大谷翔平 ペラペラ英語スピーチ!会見でも全米に衝撃!?

NLCS開幕!大谷翔平 千賀滉大のお化けフォークを打ち崩せるか NPB時の対戦成績は22打数5安打 打率.227

38歳・ダルビッシュ有 さらなる進化を目指す「ほぼ死ぬ間近なので。なるべくもがきたい」