1位でゴールした国学院大6区の平林清澄(カメラ・岡野 将大)

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◆学生3大駅伝開幕戦  出雲駅伝(14日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)

 国学院大が2時間9分23秒で、2019年以来、5年ぶり2度目の優勝を果たした。学生3大駅伝も2勝目。40秒差の2位は駒大、1分差の3位は青学大だった。

 5区終了時点で、国学院大が平林清澄(4年)がトップでスタート。4秒差の2位で駒大の篠原倖太朗(4年)、トップと24秒差で2位と20秒差の3位で青学大の太田蒼生(4年)がスタートした。

 平林は2月の大阪マラソン(2月25日)で日本学生最高記録の2時間6分18秒で優勝。3強が誇るエース対決を制したのも平林だった。スタート直後に篠原に並ばれたが、中盤で勝負。今年夏の高校野球、甲子園を沸かせた大社高校の前で、平林がマラソンで培ったスタミナで篠原を突き放し、仲間がトップで持ってタスキをトップのまま死守して、出雲ドーム前のゴールに飛び込んだ。

 国学院大の激走にネットも沸騰。レース中にはX(旧ツイッター)のトレンドで1位に「#出雲駅伝」のワードが急浮上。3位に「平林くん」、12位に「國學院優勝」など関連ワードも上位に入った。

 ネット上には「國學院大学の平林くん 強かったなー。おめでとうございます!」、「國學院大学 出雲駅伝優勝おめでとうございます! これで面白くなってきたな 2強をくずして再び戦国駅伝へ」、「雲駅伝優勝おめでとうございます 伝説の始まりだ 平林くん、かっこ良かった 平林くんに憧れる選手が増えそうです」などの祝福の声が集まった。