スーパーでカゴに入れたお弁当が、数分後「2割引」に! 店員さんに「シールを貼ってほしい」と頼むのはNG?“定価のお弁当”をそのまま買うべきなのか解説

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スーパーでお弁当を買い、レジに向かう途中で割引シールが貼られた同じ商品を発見すると、ちょっと損した気分になりますよね。自分が買おうとしているお弁当は定価のまま……割引のお弁当を買う方法はあるのでしょうか? 本記事では、スーパーの割引のお弁当や総菜を、マナーを守りながら上手に節約する方法や、お得に手に入れるためのポイントを解説します。

割引シールのお弁当を見つけたらどうする?

すでに定価でお弁当を手に取ってカゴに入れたあと、目の前で同じお弁当に割引シールが貼られているのを見つけたら、少しモヤモヤした気持ちになるかもしれません。
「自分も安く買いたい」という気持ちは自然なものですが、いざ行動に移すにはマナーやお店のルールが気になるところです。
ここでは、割引シールを見つけた際の行動について、店員さんに声をかけるべきか、または商品を戻すべきかを考えてみましょう。
 

店員さんに自分のお弁当にもシールを貼ってもらえる?

店員さんに声をかけて、自分のお弁当にシールを貼ってもらえるかは、スーパーによって対応が異なりますが、マナー違反となる可能性があるでしょう。
店側が割引シールを貼るのは、基本的には売れ残りを解消するためにおこなわれるので、店員さんがシールを貼り始めたときに売れ残っているお弁当が、割引の対象であると考えるのが自然です。
また、割引シールを貼ったタイミングでお弁当を手に取った客との不平等さを指摘される可能性もあり、非難を浴びかねません。
店側の厚意により割引シールを貼ってもらえる可能性もありますが、しつこい値引き交渉や、シールが貼られる前にわざとカゴにキープしておいたりする行為は店側に迷惑となるでしょう。
 

カゴにある弁当を戻して割引の弁当を買っても良い?

次に考えるのが、「今カゴにある定価のお弁当を売り場に戻し、割引シールが貼られたお弁当をカゴに入れる」という行動です。
カゴに入れたお弁当は、まだレジで精算していないため、元に戻すという行為は違法な行為ではないでしょう。
しかし、マナーに反する可能性はあります。一度手に取った商品を戻すことは、衛生的に良いものではありません。ほかの客からマナー違反をしていると見なされるリスクがあります。
少額の割引を狙って、周りの目を気にしながら行動するよりも割引がおこなわれる時間帯やタイミングをしっかり把握しておくほうがスマートでしょう。