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 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 パドレス6−5ドジャース(2024年10月8日 サンディエゴ)

 パドレスは8日(日本時間9日)、本拠でのドジャースとの地区シリーズ第3戦に勝利。2年ぶりとなるナ・リーグ優勝決定シリーズに王手をかけた。

 初回にドジャース・ベッツにソロを浴び、先制点を許したが、0−1の2回に打線が奮起。先頭・マチャドが中前打で出塁すると、失策や野選など相手のミスを絡め同点に。さらに無死一、二塁からペラルタの右翼への2点二塁打で勝ち越しに成功した。

 ヒガシオカにも中犠飛が飛び出すと、2死一塁からはタティスが2戦連発となる2ラン。この回打者10人の猛攻で一挙6点を奪い、ベンチでダルビッシュも声を張り上げ喜んだ。タティスの本塁打は地区シリーズ3本目、ポストシーズンでは4本目となった。

 直後の3回に先発・キングがT・ヘルナンデスに満塁弾を浴び、5−6と1点差に迫られたが、5回5失点とリードを死守。後を継いだ救援陣も点を与えず逃げ切り勝ちを収めた。

 この日のペトコ・パークは球場史上最多となる4万7744人のファンが駆けつけ、序盤の乱打戦に大盛り上がり。パドレスファンは点が入る度に黄色いタオルを振り回し「ビートLA」(ドジャースを倒せ)のコールで盛り上がった。

 勝利に瞬間、ダルビッシュは絶叫し、感情を爆発させた。