ツユのXから

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殺人未遂容疑で逮捕された音楽ユニット、ツユのメンバー「ぷす」こと矢野麻也氏が3日までに同ユニットのX(旧ツイッター)で声明を発表。不起訴処分となり釈放されたことを報告した。

矢野氏は「私が5月31日に緊急逮捕された事で大変なご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ありませんでした」と謝罪し「現在は、8月30日付で『殺人未遂』被疑事件について不起訴処分となり、釈放されています」と報告。逮捕後には留置場での拘留に加え、約2カ月間にわたって精神科病院に鑑定留置入院していたことも明かした。

今回の事件に関しては「当事者以外に第三者も関わっており、そこでの出来事がきっかけで経験した事の無い体調不良(特発性ジストニア、急性一過性精神病性障害)を発症してしまい 自発的に通院しても全く収まらず(1日の中で波がある)極度の幻聴、被害妄想によって一番身近に居た交際相手に、私に対して何かしらの攻撃を仕掛けて来た(体調不良の根本原因等)と思い込んでしまい執拗(しつよう)に問い詰めた結果、求めていた回答が得られない中で当時の精神状態では心中しか考えられず当該事件に発展しました。(刺してしまった直後、自分の胸に包丁を押し付けた所で自我が回復して直ぐに119番通報しています。)」(原文まま)と経緯を説明した。

不起訴になった理由については「第三者が直接関与している状況証拠や、それによって事件当時の精神状態が鑑定の結果『心神喪失』であった事、交際相手本人の裁判拒否申し立て等によって検察、精神科院長、両名の判断で不起訴処分となりました」と説明。刺されたとされる交際相手は無事で、現在も矢野氏と同居しているとし、「諸々の責任を取る所存です」とした。

ツユとしての活動については「近しい関係者からは被疑事件の初期段階で既に絶縁表明されており、一部は民事裁判にも発展しそうな状況で有る為、壊滅状態である事には変わりません」とし、自身は今後、趣味の範囲で音楽活動を続けるとのこと。「改めて、この度はご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉で結んだ。