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 ◇東都大学野球第3週第2日  中大5―2亜大(2024年10月2日 神宮)

 2回戦1試合が行われ、中大は亜大を5―2で下して1勝1敗とし、3回戦に持ち込んだ。2点を追う5回に代打の佐々木琉生(るい)内野手(2年)がリーグ戦初本塁打となる同点2ランを放ち、逆転勝利を呼び込んだ。

 一振りでミスを取り返した。2点を追う5回無死二塁から代打で登場した中大の佐々木琉は犠打を決められずにカウント2―2。打てのサインで低めのボール気味のフォークを捉えると打球は左翼フェンスを越えた。リーグ戦通算4打席目に出た初安打は同点2ランとなり「気持ちを切り替えて思い切り振れた。でも、まさか入るとは思わなかったのでうれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。母校の健大高崎(群馬)は今春の選抜で優勝。「3年生とはかぶっていたので刺激になった。僕ももっと頑張らないと」とさらなる活躍を誓った。